皆さま、こんにちは。
前回に引き続き、アフリカの民族楽器、今回は、カリンバ(Kalimba/Calimba)をご紹介いたします。
カリンバとは、共鳴箱に取り付けられた長短の金属棒を親指で弾いて演奏する、アフリカの民族楽器の総称です。元は、ジンバブエに住むショナ族の「ミブラ」(Mbira)という楽器が由来ですが、現在は、アフリカの多くの地域で、それぞれ固有な名称や形状で存在しています。
(↑カリンバ。
写真は写真ACウェブサイトより。詳細は参考文献参照。⑴)
日本では、その奏法から、「Thumb Piano」(親指ピアノ)とも呼ばれ、オルゴールのような優しい音色と、持ち運びや演奏の手軽さから、近年、幅広い世代の人々から支持を得ています。⑵
「親指ピアノ」との別称はありますが、向かって左側から右側へと音が高くなっていくピアノとは異なり、中央の金属棒が最低音、その後、左右交互に音が高くなっていく作りをしているのが一般的で、音域は2オクターブほどであることが多いです。
気になる方は、是非一度、演奏動画などをチェックしてみてくださいね。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
(K)
参考文献:
⑴ 写真AC. 『カリンバを演奏』. イラストAC. https://www.photo-ac.com/, (参照 2024-1-24).
⑵ イオンモール大高店(2022). 「『カリンバ』ってどんな楽器?」. 島村楽器. https://www.shimamura.co.jp/shop/oodaka/article/product/20220408/8084, (参照 2024-1-19).
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