皆さま、こんにちは!
前回のブログから、今月のテーマ「タイ王国」のアートをお届けしています!
今日は子供たちにタイの国旗を紙粘土を使って作ってもらいました!

タイの国旗は赤・白・青の三色で構成されており、それぞれ赤は「国家と国民」を、白は建国神話の登場する「白象」に由来し、青は仏教への信仰心を意味するそうです。また、青はタイ王室の色でもあるそうです。
タイは昔からタイ王国と呼ばれていたわけではなく、1939年に国名を「シャム」から「タイ」に改名したそうです。「シャム」という名前、世界史で一度は耳にした方もいるのではないでしょうか。タイの歴史を遡ると、14世紀にシャム人を中心としたアユタヤ朝から始まりました。彼らは自由を愛したことから、「ムアング・タイ(自由の国)」を自称し、諸民族の統一を図ったそうで、このことから「タイ(自由)」という統一民族名が用いられるようになったそうです。
タイ人の傾向としては、束縛や拘束を嫌い、個人の自由や意思を尊重したい人が多いようです。国名の意味にもある、「自由」が国民の根底にあると刻まれていると言えるのではないでしょうか。
今月のアートもお楽しみください!
皆さまにとって今日も素敵な一日でありますように。
K.
参考
東京都立図書館 「タイ王国」