こんにちは!
さて、太平洋の島々がテーマの今月のアフタースクール、
2つ目の作品は「ティキ(Tiki)アート」です!
ハワイを訪れたことがある方は、ちょっと怖い顔をした「ティキ/Tiki」という木彫りの像をご覧になったのではないでしょうか。
「ティキ」というのはニュージーランドのマオリ族の言葉で、木や石でできた神の像の事を言います。ハワイでは「キー」という発音で呼ばれているそうです。
「ティキ」は古代ポリネシア神話において、世界で最初の人間(男性)を表しているとも言われ、家などに偶像として祀られ崇められていたのだとか。古代ポリネシアからハワイに伝わったこのティキは、今ではハワイの歴史的な神のシンボルとして世界中で有名になっていますね。
また、ティキには、幸運を呼び寄せたり、災いを避けたりするお守りや魔除けの意味もあるのだとか。
今月は、そんなティキを少しかわいらしい表情として描いたキャンバスに、マーカーや色鉛筆を使って塗り絵を行いました。
ティキを見ると沖縄のシーサーと雰囲気がすごく似てるなと感じるのは私だけでしょうか。やはり魔除けや守り神は少し近寄りがたいような威厳が必要なのすね...。
石や木でできていて少し怖い顔をしているティキも、こうやってカラフルに可愛く描いてみると少し身近なキャラクターのようになるかも?
来週のお盆休みには、遠方へ旅行される方も多いことでしょう。
旅行先で、是非その土地ごとに目にする古くからの文化の名残から、遠い時代に思いをはせて、日頃の生活から少し離れてゆっくりと休息できれば素敵ですね。
みなさま是非素敵なお休みをお過ごしください!
A.